少し前までは Winamp を普通に使っていたけれど、いつの間にかmp3以外の形式も再生するようになったせいか、KbMedia Playerに移り、cue ファイルからの直接読み込みや可逆圧縮系の再生用も出来るfoobar2000を使うようになった。
HDDの1GB辺りの単価が50円を切っている昨今、買った音楽CDを非可逆圧縮の劣化したファイルに保存していくのはもうやめにした方がいい。
ナローバンド時代、少しでも圧縮してファイルの転送をし易くしよう、低スペックな環境でも長時間圧縮をかけ、高価なHDDを惜しみながら使おうといった考えは古くなった。
ブロードバンド時代でスペックにもゆとりがある今、CDの曲データは可逆圧縮での保存が望ましい。
過去の遺産がある為、確かに mp3 プレーヤーの対応等から検討すれば利用価値は低く思えてしまう。
しかし、一度劣化した状態で保存してしまった曲データは、元の音質には決して戻せない。
再度取り込めばいいかもしれないが、自分のように200枚近くあるCDを全部取り込もうとしたら、それには大変な時間がかかってしまう。
その上、探しても見つからない、取り込めないCDが出てきてしまった時など、きっと不快な気分を味わうことになるだろう。
通常はEAC等で吸い出して ape や tta 等の可逆圧縮形式へ変換を行ってfoobar2000で再生。
必要に応じて、 mp3 プレーヤー等に合わせた形式に変換を行って使用していく、というのが、今のスタイルとしてはベターではないだろうか。