完全なシステムというものはない。
流動していく対応を時代に求められるのが常であれば、堅実で保守的な事ばかりを繰り返していてはそもそも淘汰されてしまう。
創ったものはどこかしら問題を抱えている為、その問題を限りなくゼロに近い形で対処していくことが望ましい。
前提条件を覆す自体が発生した場合、完全なるサポートを行い続けることで対処するのか、切り捨てて新たに創り出すことで対処するのか。
その帰路に立たされることがしばしばある。
どちらが正解かは、その時々の状況で変化する。
困らないで済むのは、こういった不測の事態に陥ることも織り込み済みにしておくことで。
数値化できるものであれば条件定義を明確化しておくことで、どちらに傾ければ計画を続行出来るか判断出来る。
中途半端にどっちつかずの割り振りを行うと、近くで破綻が待っている。
生きている中で、よく遭遇する数字というものがある。
偶然なのはわかっているが、方式を設計していると結果的にその数字が使われているということが少なくない。
その様な受け入れやすい数字を意図的に組み入れておくことで、不思議とブレが少なくなる。
その数字は、何故か素数だったりする。
割り切れない。