HDDの容量をあまり気にせず扱うようになってからというもの、CDのリッピングは基本EACで、TTA+CUEの状態に圧縮と変換を行って保存している。
もちろんMP3ファイルの個人的需要はなくなっていないので、必要に応じてfoobar2000経由でTTA+CUEファイルから単曲データをMP3に変換することもある。
少し前までは、TTA+CUEファイルの読み込みに対応しているのはfoobar2000のみだったと記憶している。
TTAのみの再生ならプラグインの導入でwinamp等でも再生出来たけど、CUEファイルでの読み込みに対応しているものはなかった。
しかし、今ではプラグインの導入でKbMediaPlayerでも再生が可能となっているとのこと。
普段の用途ではKbMediaPlayerの方が対応フォーマットが多い分、使用頻度が高いので、これは嬉しい話。
早速導入してみた。
KbMediaPlayer
http://home7.highway.ne.jp/Kobarin/
CUE Player[gen_cue.dll,in_cue.dll] ≪参照≫
http://www.winamp.com/plugins/details.php?id=143011
TTAには標準で対応している為、KbMediaPlayerのPluginsフォルダにin_cue.dllを入れるだけで、TTA+CUEファイルの再生が可能になる。
可逆ファイルと非可逆圧縮を、差分とのファイルで扱えるというWavPackというものもあるそうだが、こちらは対応状況も含めて微妙。
また、TTA+CUEファイル+ジャケット等の画像ファイルを一つのMKAというコンテナ形式で扱えるものもあるそうだが、こちらも対応状況が微妙。
未知の不具合も潜んでいそうなので、当面は現状維持になりそう。
なにはともあれ、数年前から続いていた非可逆圧縮の束縛から抜け出せるのは素晴らしいこと。
今後、新しい可逆圧縮技術と共に、数多の携帯プレーヤーで対応が進んでいってくれればと思う。