ディレクトリ構造

ごちゃごちゃになった未整理のファイルが激しいので、そろそろ(というかいい加減)整理していこうと思っている今日この頃。
昨今はUNIX系OSを触っているせいか、ディレクトリ構造がある程度しっかしている状態でないと扱い辛いなぁなどと思ってしまう。
じゃあWindows上ではどんな基本構造でまとめていったらいいのかと考えると、結構いろいろな点で難しい。
・あまりにも忠実にまとめ上げてしまうと、ウイルスに感染した際の標的になる。
・ドライブ(パーティション)で区切れる(区切れてしまう)為、個々人の環境により整合性がとれない。
・HDD容量(主にストレージ部分)において、容量不足になった際にデータの移動、またはデータの分散が出来ることが前提になる。それに付け加え、移動したデータがどうなっているかの情報だけは残しておかなくては都合が悪い。
・基本的に、仕分けに時間がかかりすぎるのではおざなりになってしまう為、短時間で処理できるか、そもそも仕分けをしなくて済む状態が必要になる。
…やっぱりムリ。などと言ってては始まらないので思案してみる。
前提はWindowsXP。一個人での使用用途のみと仮定。
・メモリは512MB以上。CPUは1GHz以上で。
・HDDは昨今では300GBのHDDがお買い得になっているので300GBのHDD(まあ、実際の容量は279GBだけど)を2台でRAID1(ミラーリング)で使用。S-ATA辺りなら問題なしと仮定。
・Cドライブに10GB割り当てで、WindowsOSのみインストール。
・Dドライブに69GB割り当てで、「Program Files」にインストールする場合は全てこちらにインストール。ゲーム等も含む。
・Eドライブに残り200GB全てを割り当てで、こちらはデータ一般の保存用途。
・システム上で使用するデータはミラーリングされている為、バックアップ領域は造らない(別途外部デバイスに保存)
・光学ドライブはRドライブに再設定(後でHDDを足した際の回避策)
・環境変数の設定は、Cドライブ割り当てではなくDドライブに変更。
・仮想メモリのページングファイルも、メモリの1.5倍に固定でDドライブに設定。
・「マイ ドキュメント」の設定も、Eドライブに設定し直す。
…ここでストップ。以前、「マイ ドキュメント」はどんな使い方をしているか、というのが何かで紹介されていたのを思い出した。確か、マイクロソフトの社員の人は『適当なファイル置き場』として利用し、デスクトップには現在使用中のファイルを置いて作業してます~的なことが書いてあったかと。つまり、使用頻度はかなり「低い」と思って間違いない。しかし、ファイルの保存時の最初にはやっぱりマイドキュメントが最初に指定されるので、ここは「ファイル保存へのショートカット置き場」としてとらえるのが妥当。ということで
・Eドライブ直下に「Music」「Pictures」「Movie」フォルダを作成。
・エクスプローラーの「ネットワークドライブの割り当て」で
→「Music」フォルダはMドライブに割り当て
→「Pictures」フォルダはPドライブに割り当て
→「Movie」フォルダはOドライブに割り当て
を行う(容量不足の際にドライブを変更した際の、ショートカットでの移動の回避策)
・「My Documents」内に各ショートカットを作成。既に作成されている「マイ ピクチャ」等々にもショートカットを入れておく(ショートカットは、各々割り当てたドライブから辿って作成)
普段の使用用途までを考えていくと、無限にあるツール群の影響が出てきてしまう。。
ファイラーランチャーは使っているか、ダウンローダーは使っているか、はたまた、Apache等も使うのか否か。。なので、深いことは考えずに次~
・「Music」フォルダの階層は、「全般」→「アーティスト名」→「タイトル名」で統一。
→これも、タイトル名を先にするか悩むところ。でも重複する可能性を考えるとこうなる。全般フォルダに全てのファイルは置くようにし「Jポップ」や「JAZZ」等のジャンル分けが必要な際には「全般」フォルダと同列にフォルダを作成し、その中にショートカットを作成していくようにする。
・「Pictures」フォルダの階層は、「全般」→「年号」→「アーティスト名」→「タイトル名」で統一。
→これも分け方は人それぞれのようで、、やっぱり全般フォルダに全てのファイルは置くようにし、その他ジャンル分けが必要な際には「全般」フォルダと同列にフォルダを作成し、その中にショートカットを作成していくようにする。
・「Movie」フォルダの階層は、「全般」→「年号」→「アーティスト名」→「タイトル名」で統一。
→「Movie」フォルダも「Pictures」フォルダの作成環境と同じ。
まあ、こんなところかねぇ。TB級のネットワークドライブが有れば、そっちデータを置いて再度割り当て直せるし(もう、実際そう遠くない話になりそうだし)。
整理の手間暇やムダな買い物、データの安全性を考えると、高いと思っている大容量のストレージデバイスへの考え方も変わるのではないかと思う。
…お金がないと、その限りでもないのだけれど。。

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